スパリゾートハワイアンズ
■日本屈指のスパリゾート~スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)
スパリゾートハワイアンズは、福島県いわき市にある、日本でも有数の大型スパリゾートです。
スパリゾートとしての創業は、意外にも古く1966(昭和41)年です。
温泉としては、いわき湯本温泉という名称で、奈良時代から温泉湯治場として栄え、
江戸時代には陸前浜街道の宿場町としても栄えていました。
明治時代に入ると、石炭採掘が始まって炭鉱の坑内に温泉が多く湧出して、
地表への温泉湧出はいったん止まってしまいました。
その後温泉として復活したのは、昭和17年のことです。
石炭産業の斜陽化に伴い、
その炭鉱を運営していた常磐炭礦会社は、炭鉱産業から観光産業へ脱却を図りました。
そして、1966(昭和41)年の1月15日に
常磐炭鉱時代に湧き出していた温泉を利用して開業したのが
スパリゾートハワイアンズの前身「常磐ハワイアンセンター」です。
炭鉱の縮小に伴い、失業した炭鉱の従業員や
その家族に雇用の場を与えるという側面もありました。
「常磐ハワイアンセンター」は、「夢の島ハワイ」をイメージして作られました。
温泉とハワイをテーマにした日本初のテーマパークでした。
「ハワイ」と言うと、南の方の暑い地域のイメージが強いですよね?
それなのに、なぜどちらかといえば北国に入る東北地方の福島のこの場所に
「ハワイ」という名前がつけられたのでしょうか?
実は、その当時の日本人の一番行ってみたい憧れの外国のナンバー1は、「ハワイ」でした。
そのこともあって、この温泉テーマパークも
当時の人々の憧れの地「ハワイ」をテーマに作られたのではないでしょうか。
しかしながら、東北の中ではこの福島県いわき市というのは、東北地方でも最南端に
位置していて、雪も少なく、東北の人にとっていわきはハワイと言っても過言ではないほど、
暖かくて過ごしやすい土地という印象を持つ人が多いのですよ。
「常磐ハワイアンセンター」は、当時としては画期的な施設としてオープンしました。
アトラクションの目玉としてフラダンスショー、ウォーターパークなど
南国ムード満点の施設は大変人気となり初年度の来場者は約120万人にものぼりました。
その後も「観光ホテル」「レストハウス」「熱帯植物園(バナナ園)」
「露天岩風呂(ナイアガラ風呂)」など続々と新しい施設をオープンしました。
1970年には、年間来場者数が155万人を突破しました。
今では全国的に当たり前となった「屋内流れるプール」を作ったのも
このスパリゾートハワイアンズが初めてでした。
1990(平成2)年には、「常磐ハワイアンセンター」から現在の
「スパリゾートハワイアンズ」に名称変更が行われ、
続々と新施設がオープンし、現在のリゾートイメージが定着してきました。
2002(平成14)年には、
1966年の常磐ハワイアンセンターオープン以来の入場者が
延べで4500万人を突破したのだとか。
東京ドーム6個分の敷地を使った巨大温泉テーマパークの人気は、
現在もまだまだ衰えることはなく続いていくことでしょう。
スパリゾートハワイアンズのテーマパークを簡単にご紹介します。
* ウォーターパーク(Water Park)
1年中気温が28℃に保たれた全天候型のドームは南国ムードたっぷり。
ポリネシアンショーも開催されています。
* スプリングパーク(Spring Park)
南欧をイメージした新しい日本では新しい形の温泉パーク。
吹き抜けのドームの温泉公園は水着で楽しめるヨーロッパ風の温泉です。
* スパガーデン「パレオ」(PAREO)
レッドゾーン、ブルーゾーン、イエローゾーン、グリーンゾーンの
4つのゾーンに分けられた屋外温泉公園。
カラフルな園内は、今までにない新しい形の温泉パークです。
* 江戸情話 与市
古くから開湯されていたという日本三大名湯のいわき湯本温泉の良さを
最大限に堪能できる大露天風呂。
江戸時代をイメージして作られた露天風呂は日本最大級の広さを誇ります。
* ウィルポート(ViR Port)
アクアエクササイズやエステなど、日頃の疲れを癒すためのメニューが揃えられた、
「健康」と「美」がテーマの新しいタイプの温泉施設です。